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変数その1

 

変数とは値を入れておく箱のようなものです。

変数には命名ルールがあります。

  • 変数は、ドル記号$から始める。
  • $の後に変数名を記述。
  • 変数名は、大文字と小文字を区別する。$var$Varは、別々の変数であると判断される。
  • 変数名の一文字目は、文字、もしくは、アンダースコア_でなければならない。
  • 変数名の二文字目以降目は、文字、数字、アンダースコア_を使える。

特に注意すべき点は二つ。

  • アンダースコア_以外の記号は使えない。
  • 変数名の一文字目に、数字は使えない。

変数には名前をつけるとき命名記法があります。
各プロジェクトでの命名規約に従いましょう。

  • キャメルケース記法 -- $userName
  • パスカル記法 -- $UserName
  • アンダースコア記法 -- $user_name

命名規約

プリフィックス

Prefix 意味
a Array(配列)
b BOOLまたはboolean型
by Byteまたはunsigned char型
c 個数(レコード数、文字数、など)
ch char型
Class 自分で作ったクラス
d 同一種類の変数の値の差
d double型
dw DWORD型,unsigned long型
e 配列の要素
f float型
g_ 大域(global)変数
h ハンドル
i 配列へのインデックス
in クラスのインスタンス変数
m_ メンバ変数(クラスや構造体における)
n int型
p ポインタ変数,*
pfn 関数へのポインタ変数
pin クラスのインスタンスを格納するポインタ
psz NULLで終わる文字列へのポインタ変数
pv voidポインタ変数
s 文字列
sh short型
sz NULLで終わる文字列
ush unsigned short型
w WORD型,unsigned int型

ベース型

ベース型 意味
b ブール型
by バイト
ch キャラクタ
d double
fon フォント
l long
n int
s short
scr 画面領域
str String, CStirng
u unsigned
ul unsigned long
w, y 座標値
wn ウィンドウ

限定子

Delete 削除
First 相対的な先頭(最初)
Image 画像
Insert 挿入
Last 配列の最終
LastはFirstと対極
最後の有効な要素
Lim 配列の上限
Lastと同様に、LimはFirstの対極
Lastと異なり、配列に含まれない上方向の限界
一般にLim = Last + 1
Max 絶対的な最終
Min 絶対的な先頭(最小)